愛のシルシ

この指で弾いた息と気持ちを重ねあなたに飛ばすの

If you can dream it, you can do it.

 

2016.0812

 

眩しい真夏の太陽、突き抜ける青空。何もかもが輝いて見えた。オープンキャンパスへ行ってきました。

 

文系へ進むか理系へ進むか、進路を迫られた高1の秋。そのころからずっと行きたかった大学へ初めて足を運びました。

 

 

この日はもう、朝起きた瞬間、もっと言えば前日からどきどきしてた。夜明け前の空は、いつもに増して美しく輝いて見えた。オープンキャンパスへ行けることはもちろんのこと、家族で遠出するのも6年ぶりぐらいだったから、家族4人でお出掛けできることも嬉しくて、小学3年生のころ朝の3時に起きて家族でディズニーランドへ行った日に見た、美しい夜明け前の空と眩い光を放つ朝日を思い出して少し泣きそうになりながら、いつも通りの朝ごはんを食べました。ワクワクしている感情の理由は違うといえども、修学旅行へ行くときのように胸を躍らせていたなあ。

 

 

新神戸の新幹線駅を出た瞬間、最寄りの新幹線駅に広がる景色とは違った景色を目の当たりにして、ますます高鳴る胸の鼓動。やっと!やっと!ずっと行きたかった神戸へ着いた!!

 

そしていよいよ、夢にまで見た場所へ。足を踏み入れた瞬間、わたしの中で何かが弾ける感覚がした。あぁ、わたしはずっとずっと、ずっと此処へ行きたかったんだなあって。そう自分が感じられているのが嬉しかった。

 

 

大学での学びについてや在学生、卒業生の方のお話を夢中になって聞いた2時間はあっという間に過ぎていった。

 

わたしがずっとずっと学びたいと思っていたことが学べる場所だ。

わたしがやりたいことが此処には詰まってる。

 

そういう気持ちと同時に、此処へ入学したとしても在学生や卒業生の方が経験しているようなことを果たして自分がやり切れるのかどうか、ましてや此処へ入学できるのかどうか、色んな不安が込み上げてきた。期待を抱いて此処へ来て、自分がやりたいことができる場所だと再確認できたはずなのに、どうしてマイナスの感情を持っちゃうんだろう、こういう風に不安になるってことは、本当にこれは自分のやりたいことなの?、というように弱々しい気持ちにもなってきて。

 

でも、オープンキャンパスが終わってから、そして昨日今日と考えてみて、此処を目指そうって決めた。正直自分が将来就きたい仕事とかぜんっぜん分かんなくて、むしろ今はそうやって決めつける必要なんてないって思ってる。だから、もしかしたら今興味のあることよりもさらに面白いなあと思うものに出会うかもしれないなあという考えが頭の中に浮かんでいた。でも、わたしが弱気になっていたのはこれが理由じゃないということに気付けた。まだ入学してもないのに入ってからやり切れるのかどうか自信がないとか何を言っているんだわたしは。もっともっとがむしゃらに生きていたい、って思ってるんじゃないの?多分わたしは、やりたいことが変わるかもしれないと考えることで、挑戦することから逃げていたのだと思う。

 

決めました。わたしは、この大学を高1の秋から変わらず第一志望に掲げて、残りの受験勉強を全力でやり切ります。

 

 

 

そしてわたしは小学6年生の修学旅行以来、関西地方へ行ったのだけれど、この日1日中ずーーっと興奮してた。わたしは単純野郎だから、うえすとさんがいる場所、関西地方、大阪へずっと行きたかった。そしたらもう、電車や地下鉄の路面図には   大阪 梅田 心斎橋 天王寺  とか、大阪の地名が載っていて、わたしは今関西にいるんだーーーーー!!!!!ってもう興奮しまくり(単純)。聞こえてくる会話に耳を傾けると聞こえてくるのはイントネーションの違う言葉や関西弁で、今自分が関西にいるということが感じられて頬が緩みまくりでした ♡ 有馬温泉や六甲山の観光ポスターもちらほら目に入って、その度になにきんちゃん( ;  ; )ってなってた。

 

 

ただただ、楽しかった。周りの友だちの中にはオープンキャンパスへは行かないって言っている人も結構多かったから、ぱぱやままと相談してオープンキャンパスへ行くのを断念した大学もいくつかあった。だけど12日に第一志望の大学へ行ってみて、行きたいと思った大学へ行っておくべきだったなあと後悔してしまったのが本音。時間がかかったり疲れてしまったりしても、きっと行けば意味を見出せたんじゃないかなって。会いたいときに会いたい人に会って、行きたいときに行きたい場所へ行く、そういう決断をこれからは出来る限りしていきたいと思いました。そこに意味があるかないかはやってから考えたらいいかなって。でも自分が一度やりたいと思ったことなのだから、絶対に価値や意味のあるものだとも思うし。

 

 

 

 

受験勉強、あともう長くても7か月ぐらいしか出来ないんだ。

大学で話を聞いたら、今目の前にある受験勉強を通して得た知識の中で大学へ入ったときに無駄なものなんて1つもないなと思った。だからこれからは受験勉強だなんてそんな堅苦しく考えずに、あの大学で4年間学んでいくために最低限必要なことを学んでるんだと思って楽しんで勉強に取り組めたらなあと思う。

 

 

どんなに辛くて苦しくても、この文章を読んで写真を見て、あの場所の匂いと、音と、風景と、一緒に感じた興奮とを思い出して、これから春になるまでの間、踏ん張りたい。

 

 

最後の最後まで諦めない妥協しない。

 

 

 

のぞむくんがすきな言葉の中に、

If you can dream it, you can do it.

というウォルトディズニーの言葉がある。あの大学へ合格する自分、あの大学で学ぶ自分を夢見て想像して、ひたむきに努力する。

 

オープンキャンパスへ行った12日の朝はね、あの大学へ合格して、一人暮らしをしているマンションからバイトへ向かう夢を見ながら眠りから覚めたの。

 

 

本当に実現させたい。

叶えたいな。